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「コラーゲンは巨大な分子で、皮膚はそのような物質を中に入れないようにできています」オックスフォード大学の科学者で、巨大分子科学について研究してい るBlanca Sengerova博士はこう断言します。「コラーゲンを含む美容クリームの広告を見ると、私はいら立ちすら覚えます。コラーゲンは確かに皮膚の構造上重 要なタンパク質ですが、その分子は皮膚のバリア機能を通り抜けるには大きすぎるのです。」
ロンドン大学の薬学を教えるJonathan Hadgraft教授は、「コラーゲンを含む美容クリームの約60パーセントが皮膚に吸収されると広く信じられていますが、実際にはほとんど吸収されずに 皮膚の表面に残ってしまいます。もしもコラーゲン入りクリームが本当に皮膚に浸透して血液に混ざるようなことがあれば、それは化粧品ではなく、薬に分類さ れなければならないでしょう」とコメントしています。
一方、ロレアルのスポークスマンは「いくつかの製品には脱水したコラーゲン球体が含まれていて、肌の表面に塗布すると他の成分と結合して9倍に膨らみ、表 面をなめらかにする働きを持っています。」とコメントし、コラーゲンが体内に取り込まれなくても、肌によい効果をもたらしているということを主張していま す。
美容業界の専門家であるChris Flower氏は「メーカーは、広告のキャッチコピーにおける正確な言葉遣いに非常に注意しなくてはなりません。しかし、これらの商品はパッケージや広告 から顧客が間違った印象を受ける危険があります」と、コラーゲンを含む化粧品が消費者に与える誤解について懸念しています。
確かにコラーゲンを皮膚に塗布することによって外部からの刺激を緩和したり、水分を保つことはできるようなので、まるきり効果がないとは言い切れないところがありますが、「コラーゲン」というフレーズが肌をキレイにしてくれる魔法の言葉として使われがちなのも事実。甘いフレーズに誘われてつい化粧品に頼ってしまう人は、ちょっと注意してみてもよさそうです。
出典: kikuzu